価格 | 1,320円(税込) |
判型 | B5判 |
ページ数 | 112ページ |
ISBN | 978-4866730035 |
発売日 | 2017/09/28 |
NHK連続テレビ小説『わろてんか』がもっと楽しくなる!
『わろてんか』のヒロイン・藤岡(北村)てん。そのモデルとなったのは、明治から戦後の昭和にかけて日本の興行界を牽引した実在の人物・吉本せい。
吉本興業の創業者である彼女は、その夫と二人三脚で寄席経営を手掛ける。夫亡きあとは自ら先頭に立って新しい笑い「漫才」を世に送り出し、演芸をビジネスへと昇華させていった。「女今太閤」とも呼ばれた、その60年の生涯に迫る!
[巻頭]
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■フォトギャラリー:吉本せいと吉本興業
■吉本せい 人物相関図
■吉本せいの略年譜 出会いと笑い、そして涙から吉本興業は生まれた
■吉本せい 興行の地
[第1幕]夫とともに作り上げた吉本の笑い
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■船場で培われたせいの「商魂」
■吉本家へ嫁ぐ~試練続きの結婚生活
■芸人道楽の夫とともに寄席経営
■せいの時代の上方演芸
■「花月」の誕生
■落語に代わる「安来節」と「万歳」
■東京進出と関東大震災
■夫・吉兵衛の死
■桂春団治「ラジオ事件」
■エンタツ・アチャコの発掘
■褒章受章と通天閣購入
■吉本興業合名会社を創設
■吉本ショウの始まり
■映画界への進出
■上方落語の凋落
[第2幕]逞しく時代を乗り越える吉本
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■脱税事件の容疑者に
■松竹による芸人の引き抜き
■慰問団「わらわし隊」
■戦争で大半の劇場が灰に
■戦後は劇場を映画館に
■溺愛した息子と笠置シヅ子
■せい亡きあとの吉本興業
[第3幕]日本の笑いの発信地~吉本せいと吉本興業のゆかりの地~
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■せいの原点:兵庫県明石市
■人々が集う演芸の町:大阪・新世界
■吉本興業始まりの地:大阪天満宮
■笑いをリードする町:大阪・道頓堀
■明治時代から続く繁華街:京都・新京極
■吉本興業、東京進出の足がかり:東京・浅草
[人物ファイル]近代演藝史を彩る人々
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横山エンタツ・花菱アチャコ/秋田實/初代桂春団治/柳家金語楼/初代柳家三亀松/石田一松/岡田政太郎/五代目笑福亭松鶴/ミスワカナ・玉松一郎/あきれたぼういず/榎本健一/古川ロッパ/小林一三/白井松次郎/正力松太郎/沢村栄治/ミヤコ蝶々/夢路いとし・喜味こいし/力道山/江利チエミ/笠置シヅ子
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