価格 | 1,540円(税込) |
著者 | 佐久間 亮介 |
ページ数 | 192ページ |
ISBN | 978-4866732596 |
発売日 | 2021/04/05 |
あなたは、キャンプと人生を今以上にシンクロさせたいと思いませんか?
毎日のようにキャンプをして、色んなキャンパーと交流し、キャンプについて考えることが仕事になれば……キャンプ好きなら、こんなに楽しいことはないでしょう。
この本には、そんな理想の人生を手に入れるための情報の全てが詰まっています。
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――はじめに より(抜粋)
本書は、キャンプに関連する職業とその第一線で活躍する人たちを紹介する一冊です。キャンプ用品メーカーの社員やアウトドア専門店のスタッフ、キャンプ場のオーナー、クリエイターなど、キャンプにまつわる仕事をしている人たち総勢30名以上にインタビュー取材を行いました。
申し遅れました。著者の佐久間亮介です。幸運にも、僕もキャンプを仕事にすることが“できた”ひとりです。遡ることおよそ7年前の2014年3月23日。僕は「大好きなキャンプを仕事にしたい」と思い立ち、会社員を辞めて日本一周キャンプの旅に出ました。その日から、キャンプを仕事にするための挑戦が始まり、時にキャンプ場でアルバイトをしながらその夢の実現に向けてがむしゃらに走り続けてきました。
それから時が経ち、今は念願叶って、ライターやキャンプシーンのコーディネーター、テントのデザイン、モデル、キャンプイベントの企画など、キャンプにまつわる仕事で生計立てられるようになり、ついにはこの本を出版する機会を得ました。
そんな僕だからこそ伝えたい、キャンプを仕事にすることの魅力と面白さ。それらは、キャンプ業界に転職する、しないにかかわらず、キャンパーであれば知っていて損はないものです。それどころか、いつも自分が使っているギアやフィールド、キャンプの情報を得ているメディアなどが、誰の、どんな思いによって作られているのかや、その仕事の裏側も知る
ことができるので、この本を読み終えた頃には、よく行くキャンプ場の景色が違うものに見えたり、キャンプ雑誌を読む視点が変わったりするかもしれません。そんなことを、この本を執筆する中で感じました。
「大好きなキャンプを仕事にできたらいいなぁ」と夢見るあなたを、その夢を実現している人たちの元へとご案内します。
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キャンプワーカーたちの肉声のほか、職種ごとの平均年収、関わっている取引先、必要な資質や技量といったデータもふんだんに掲載しました。
フィールドという仕事場で、「遊び」を仕事にして、「癒やし」というボーナスまでゲットする。この本の向こうには、そんな夢のような日々が待っているはずです。
「大好きなキャンプを仕事にしたい」
そんな思いを抱いてしまったキャンパーのみなさん必読の書です。
キャンプを仕事にするとは、一体どういうことなのか。
自らがキャンプ関連の仕事で生計を立てている著者・佐久間亮介が、同じくキャンプを生業とする人々に根掘り葉掘り話を聞いてきました。
本書に登場する、キャンプ業界で働くみなさん(五十音順・敬称略)
◆猪野正哉(焚き火インストラクター) ◆猪俣慎吾(カメラマン) ◆沖田雅生(イベントプロデューサー) ◆風森美絵(アウトドア特化型 フードスタイリスト) ◆槻 真悟(編集者)◆こいしゆうか(イラストレーター) ◆ずぼらママ(ブロガー) ◆近澤一雅(スタイリスト) ◆出端祐大(マンガ家) ◆ナツキャンプ(YouTuber) ◆三浦晋哉(ライター)◆みーこパパ(WEBライター) ◆YURIE(インスタグラマー) ◆菊地大二郎(個人経営系 ショップオーナー) ◆相馬慎太郎(中古アウトドアギア店 買い取り査定人)◆根本 学(アウトドア専門店 プロダクト開発職) ◆野毛陽平(アウトドア専門店 店舗責任者) ◆牛田浩一(フリーランス広報) ◆角南健夫(ブランド オーナー)◆野﨑正浩(メーカー 営業職) ◆山本浩紀(輸入代理店 広報) ◆川口泰斗(中規模キャンプ場 統括マネージャー) ◆新堂哲茂(家族経営型キャンプ場 オーナー)◆田中啓太(大規模公営キャンプ場 スタッフ) ◆野あそび夫婦(小規模クローズドキャンプ場 オーナー) ◆山口健壱(ハイパーキャンプクリエイターズ)◆大西真裕(アウトドアメディア『ハピキャン』事業マネージャー) ◆池田道夫(アウトドアセレクトショップ「Orange」代表) ◆山後春信(株式会社新越ワークス 代表取締役社長)◆福嶋 誠(有限会社きたもっく 代表取締役社長)
どんな仕事をしているのか。なぜその仕事をしようと思ったのか。どうやってその職業にたどり着いたのか。そして、遂に獲得した「やりがい」とは?
空前のアウトドアブームの中、キャンプの世界で生計を立てようと考える人は、今後どんどん増えていくはずです。そんな筋金入りのキャンプワーカー予備軍に向けて、先輩たちが語る貴重な経験談。「キャンプでメシを食っていく」ために必要なスキルやマインド、キャンプ業界に飛び込むための方法論の実例は、夢を追うみなさんにとっての大きな道標になると信じています。
【著者について】
好きなことを仕事にしようと会社員を1年10カ月で飛び出したのち、日本全国のキャンプ場(合計250カ所以上)を巡る旅を経て、キャンプを仕事にするフリーランサーに(執筆・コーディネート・講演・イベント運営・オンラインサロン運営)。月間最高80万PVのキャンプブログ【https://camp-in-japan.com/】を共同運営。一般社団法人日本オートキャンプ協会・事業委員会委員。